献血に行った日記
今年も残すところあと2日である。新型コロナウイルスが全国で猛威を振るった2020年に限っては、「もう今年も終わるのか」というより「やっと今年も終わりか」という感想を抱く人が多そうだ。
ところで、そのウイルスのせいで輸血用の血液が安定して確保できる状況にないらしい。
もともと冬は献血協力者が減ることに加え、大学や企業など集団での献血が出来なかったこともその一因のようだ。先日テレビでこの報道を目にした父が、「31日あたりにみんなで献血に行こう」と言い出したので、へそまがりな私は一人で献血に行くことにした。
身分証明書としてパスポートを持ち、南武線に揺られて数十分で立川の献血ルームに到着。ハードオフやブックオフを目的に立川へ赴くことはあったが、献血をするために来たのは初めてだった。というより献血自体初めてだった。
中を覗くとわりと人がいる。受付の方によれば400ml献血がすぐ案内できるとのことで、それを選択した。問診票やらなにやらを記入して血圧を測り、水分補給をしたのち呼び出し。このときの説明で、献血の前には腕の状態を調べるシーフテストなるものがあることを初めて知った。
(愛知県赤十字血液センターホームページより引用)
このポーズを受付の方に見守られながら30秒間キープ。微妙に恥ずかしかった。
血液検査でO型だと判明。ヘモグロビンの濃度を確かめたりしてから採血に移った。採血ベッドに据え付けられたテレビではドラマをやっていたが、そんなに興味があるわけでもなかったのでiPhoneを開いてTwitterへ。
血抜かれてる
— ハ二ワ二ハ🇪🇪 (@haniwaidomath) 2020年12月29日
ネタツイやオモコロを見て時間を潰した。採血が終了し休憩場所で水分補給などをしていると、スタッフさんが献血カードと蒙古タンメン中本を持ってやってきた。
蒙古タンメン中本様よりカップ麺を寄贈いただきました!|新着ニュース・プレスリリース・イベント|東京都赤十字血液センター|日本赤十字社
つまりこういうことらしいのだが、受け取ったときは「献血」と「中本のカップラーメン」という取り合わせがどことなくシュールに思えて少し笑った。
献血すると中本のカップ麺もらえるの、ほとんどネタツイの発想だと思う。 pic.twitter.com/3jP66VeFA5
— ハ二ワ二ハ🇪🇪 (@haniwaidomath) 2020年12月29日
受付の前で40代くらいの男性が件のポーズをとっているのが見えた。カニチャーハンを食べて帰った。